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震災に負けず2連覇 空手・宮城の辻田選手

被災を乗り越え男子形で2連覇を達成した辻田選手=加賀市スポーツセンター
 加賀市スポーツセンターで行われた日本スポーツマスターズ2011石川大会の空手道 男子形で18日、東日本大震災の被害を受けた宮城県大和町から参加した辻田新吉選手( 62)が2連覇を達成した。辻田選手は「被災地を勇気づけるために何としても優勝した かった」と勝利を喜んだ。

 日本空手協会黒川支部、同富谷支部長を務める辻田選手の自宅は、海岸から約20キロ の内陸部で津波の被害は無かったが、稽古場所の地元公民館が避難場所となり、練習環境 が整わなかった。両支部で空手を学ぶ小中学生約60人の中には、自宅が全半壊した教え 子もいた。

 辻田選手は、電気やガスが復旧し生活が落ち着き始めた5月から練習を再開。「被災し たからこそ、大会に出場し好成績を地元に報告したい」と猛練習に励んだ。

 男子形3部(60~69歳)に出場した辻田選手は迫真の演舞で勝ち進み、昨年の三重 大会に続き優勝を果たした。辻田選手は「ふるさとが復興を遂げるまで、勝ち続けたい」 と意欲を新たにした。

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